2012-01-01から1年間の記事一覧

返信――前回の「速水健朗著「都市と消費とディズニーの夢を批判する」の記事への著者からのコメントを読んで

(前回の「速水健朗著「都市と消費とディズニーの夢――ショッピングモーライゼーションの時代」を批判する」の記事のコメント欄について。)ああ。まさか著者の速水健朗氏(gotanda6)から直球で応答が来る(著者本人からコメントが飛んで来る)とは思いもし…

速水健朗著「都市と消費とディズニーの夢――ショッピングモーライゼーションの時代」を批判する

今日、速水健朗著「都市と消費とディズニーの夢――ショッピングモーライゼーションの時代」(2012年)を読み終えたばかりなのだけど、この本は内容がひどすぎます。怒り心頭です。よって、これからこの本を徹底的に批判しようと思います。今回のブログ記事は…

製造産業都市と中継都市

追記(2012/8/10)上記の「商店街はなぜ滅びるのか」の記事で、「ジェイン・ジェイコブズ著「都市の原理」(1969年)の第4章「都市の成長はいかにしてはじまるか」の「中継都市」(P.152-161)も参照。」と書いたのだけど、引用しておきます(下記)。とりあ…

商店街はなぜ滅びるのか

建築のウェブサイト「ArchDaily」の「Rem Koolhaas: A Kind of Architect」(2012年8月7日)の記事より(下記)。これは「レム・コールハース:ア・カインド・オブ・アーキテクト」(2007年)のYouTube動画(→下の動画)です。「現代建築の最前線にいるレム…

クリエイティブ・ヴィレッジ

久々に僕のアンテナ*1が反応したw。「All Things Retail Development」のブログの「Creating a Creative Village for the Creative Class」(2010年9月8日)より(下図)。ま、と言うか、都市経済学者のリチャード・フロリダのツイッターからの引用です。*2…

エクソダスあるいは原発の自発的囚人――Exodus, or the Voluntary Prisoners of Nukes

たまには、国内の時事問題について書く。では、今回の記事タイトルについて。Perfumeの「Spring of Life」(2012年4月発売)のPV(→下の動画)です。これ名曲。このPVのラストが面白い。 物語は、かしゆかがエスパーカードのテスト中に引き当てたハートのマ…

米Twitter本社はどこに移転したのか

前回の「雑記(2012/7/17)」の記事に続いて、また再び「ギズモード・ジャパン」より。「Twitter本社で働くのは、まるでミュージカル(動画)」(ギズモード・ジャパン、2012年7月19日、→下の動画)の記事が面白い。とりあえず、関連して、(僕の)別ブログ…

雑記(2012/7/17)

梅雨明けです。「<梅雨明け>四国、中国、近畿、東海、関東甲信で」(毎日新聞、2012年7月17日)によると、「気象庁は17日午前、四国、中国、近畿、東海、関東甲信地方でそれぞれ梅雨明けしたとみられると発表した。」との事。しかし、暑い(汗)。さて、…

リチャード・フロリダ「都市の高密度化の限界」を翻訳してみた

都市経済学者のリチャード・フロリダ(Richard Florida)*1が、都市経済学者のエドワード・グレーザー(Edward Glaeser)に反論しています。一月前に、本ブログの「未来の巨大都市に住む人々の暮らしはどうなっているのか」の記事で、「R氏の3R・イン・Pa…

環境理想都市――多心シナリオによるコンパクトシティ

(前回の「コンパクトシティは地球に優しくない、エネルギーの無駄遣い」の記事の追記。)前回の記事で、「多心シナリオによるコンパクトシティ―長岡市の2050年の都市像とCO2排出量評価―」(日本建築学会 、2010年、和田夏子、大野秀敏、→PDF形式)を載せて…

コンパクトシティは地球に優しくない、エネルギーの無駄遣い

僕は、国交省が進めている「コンパクトシティ」政策に対して、とても懐疑的です。その理由は僕はブログにしつこいくらいに書いています。一応、僕がこれまでに書いた「コンパクトシティ」批判に関するブログ記事をまとめると、日付の古い順に、(僕の)別ブ…

追記(2012/6/3)

(前回の「未来の巨大都市に住む人々の暮らしはどうなっているのか」の記事の追記。)ところで、このブログのタイトルの「未発育都市」は、前回の記事で引用したジェイン・ジェイコブズ著「都市の原理」(初版1969年)の第5章〜第7章に出てくる用語です。そ…

未来の巨大都市に住む人々の暮らしはどうなっているのか

(追記。下記に「追記(2012/6/3)」の記事を書いています。)どったばったしております。ブログの更新が一月ほど空いたので、何か書きます(と言っても、今回はただの「メモ書き」ですw)。では早速、都市経済学者のエドワード・グレーザー(Edward Glaese…

東京は最大都市規模を超過しているのか

暇なので、作図してみた(ワラ)。前に(僕の)別ブログの「雑記3」の記事で、「(前略)まあ、大雑把に言うと、都市の「適正規模」が5タイプある、という話です。Richardson及びEvansの都市サイズ・モデルとか何とかです。(中略)「立地論」の本*1に紹介さ…

Googleの自動運転カー

前に本ブログの「鉄道の未来学――大都市の鉄道の未来」の記事と「大阪維新の会の「船中八策」についてのメモ書き」の記事で書いた、「Googleの自動運転カー」の最新の動画です。「Googleの自動運転カーほぼ完成、最初のドライバーを乗せて手ぶら走行中のムー…

木々の家、ガルウィングの家

前回の「流れ星の家、土星の家、リボン付きのラートハウス」の記事の続きです。昨年(2011年)の秋頃から、僕のノート(落書き帳ですw)に描いてある「アイコン建築」を、まとめてブログに載せているところです。では、残りの2つの「木々の家」と「ガルウィ…

流れ星の家、土星の家、リボン付きのラートハウス

ドタバタしております(汗)。ところで先週、深夜にテレビ点けたら、生物学者の長沼毅が出ていた(→動画、動画*1)。前に本ブログの「TPPの賛否」の記事で、長沼毅著「形態の生命誌―なぜ生物にカタチがあるのか」(2011年)について少し書いたのだけど、この…

堺屋太一の「大阪10大名物」についてのメモ書き

前回の「大阪維新の会の「船中八策」についてのメモ書き」の記事の続き。先月、作家の堺屋太一が示した「大阪10大名物」について書く(メモ書き)。 「大阪府:道頓堀川をプールに…「10大名物づくり」で提案」 (毎日新聞、2012年1月25日) 道頓堀川をプー…

大阪維新の会の「船中八策」についてのメモ書き

ドタバタしております(汗)。では早速、「大阪維新の会」の次期衆院選の公約の「船中八策」について書く(メモ書き)。 「「船中八策」8つの柱、概要固まる」 (産経新聞、2012年2月13日) 大阪維新の会が、次期衆院選の公約として策定を進めている「維新…

総合特区

昨日読んだ「総合特区」に関するニュースのメモ。 「首相「日本再生の起爆剤に」=自治体に指定書授与−総合特区」 (時事通信、2012年1月18日) 野田佳彦首相は18日、首相官邸で地域を限って規制緩和や税財政上の特例措置を認める総合特区の指定書を自治体…