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東京は最大都市規模を超過しているのか

…(平成の大合併)や「コンパクトシティ」化を推し進める根拠にもなっています。都市思想家のジェイン・ジェイコブズは、前に(僕の)別ブログの「都市の非能率性と非実用性」の記事で引用したように、都市に「適正規模」という枠をはめる計画主義(計算主義)的なやり方にはとても否定的なのだけど、では、都市の「適正規模」を大きく逸脱した「最大可能都市」は非生産的かと言うと、決してそうではないのです。「最大可能都市」は、便益(メリット)と費用(デメリット)の差が限りなくゼロに近づいた都市で、悪循環…

総合特区

…の記事で、「日本の「コンパクトシティ」は、欧米とは異なる歪(いびつ)な代物でしかない」とも書いたのだけど、今回も「欧米とは異なる歪(いびつ)な代物」になってしまっているように見えるのです*12。「地方分権」は一気にやったほうが良い。以上です。さて、経済学者のカール・ポランニーは、著書「人間の経済」(1977年)で、「古代ギリシアの市場はポリス内部の地域市場と対外用の市場に分かれていたとし、対内市場の例としてアゴラ、対外市場にはエンポリウムをあげている。アゴラは中央集権制度にか…

2020年の東京

…国交省も進めている「コンパクトシティ誘導政策」と連動させる意図があるのではないかとも思います。でも、前に(僕の)別ブログの「ニューコンパクトシティ」、「Googleplex & iSpaceship」、「ハイブリッド世界の本質-2」注釈25の記事で、繰り返して説明してきたように、僕は「コンパクトシティ」にも反対です。そもそも、「コンパクトシティ」にも「逆進性」があるのです。「コンパクトシティ」は、欧米から日本に輸入された概念(都市モデル)なのだけど、前に(僕の)別ブログの「I…

体制維新――大阪都

…を買った。(中略)「コンパクトシティ政策」を批判している本らしいので、義務感(?)から買ったのだけど、うーん、読まないかも知れない(おいw)。」と書いて結局、読まなかったのでw、買うのをやめました。「知っておかなければならない」という義務感から買っても、僕は読まないでしょう(おいおいw)。ま、念のため、パラパラと立ち読みはしたのだけど、この丹下健三の本で提案されている「東京計画1960」(1961年)*1に関しては、建築史家・建築家の藤森照信がこの本の巻末の「解説」で述べてい…