平成23年都道府県地価調査――地価の上昇・横ばいが見られた例

(上記の「鉄道の未来学――幹線の鉄道の未来」の記事の補足。)

上記の記事の冒頭の「<基準地価>全国平均の前年比下落率は3.4%」(毎日新聞、2011年9月20日)のニュースに関して、国土交通省の「平成23年都道府県地価調査」を見てみたのだけど、中でも「5. 地価の上昇・横ばいが見られた例」が面白かった。

「地価の上昇・横ばいが見られた例」は、東京都墨田区東京スカイツリー建設)、神奈川県藤沢市茅ヶ崎市辻堂駅周辺の都市再生事業)、福岡市(ファストファッション等の相次ぐ進出)、富山市セントラム沿線の再開発)、福岡市(九州新幹線全線開業)、熊本市九州新幹線全線開業)、鹿児島市九州新幹線全線開業)等々です。それぞれ、(僕の)別ブログの「メモ」(東京スカイツリー)、「新たな国づくり」(環境に優しいモデル都市構想「スマートタウン」)、「ファスト化するニューヨーク・マンハッタン」(都心にファストファッションの出店が進む)、本ブログの「鉄道の未来学――大都市の鉄道の未来」(富山ライトレール)、「鉄道の未来学――日本の鉄道の現状と新幹線の未来」(九州新幹線)の記事参照。あと、「九州の基準地価、新幹線開業で二極化」(読売新聞、2011年9月21日)も参照。

概ね、「鉄道」と「都市」の関係は切っても切れないようです。前に(僕の)別ブログの「スケーリング-5」の記事で、「都市とは一つの乗り物です」と書いたのだけど、そういう事なのだと思います(どんなだ?w)。短いけど、以上です。では。