多摩ニュータウン再生へ――住戸数を倍増させてみた

(追記(2013/10/26)あり) 

多摩ニュータウン再生へ マンション建て替え進む」(テレ朝news、2012年11月24日)のYouTube動画(→下の動画)より。メモ。


老朽化し、建て替え工事が進む多摩ニュータウンのマンションが公開されました。高齢化の進む街が生まれ変わろうとしています。

とりあえず、メモのみ(ドタバタ)。

場所はここです(下図)。下図の左上に前々回の「超絶発展する立川市――「逆都市化」する東京」の記事で載せた、「多摩都市モノレール線」と「多摩動物公園」があります。

建て替え工事後の完成予想図です(下図)。

上記の画像は、「ブリリア多摩ニュータウン」(東京建物)の公式サイトより。そのサイトによると、第1期〜第2期〜第3期(2次)までの総計617戸は、“即日完売”との事です。(ちなみに、第3期(3次)の登録申し込みは、来月の12月1日〜12月4日との事です。興味がある方は是非。この建物の竣工は、来年の2013年8月の予定。)

あと、建て替え前の写真です(下図)。1973年の写真です。「パルテノン多摩 定点観測プロジェクトWEBギャラリー」のサイトの「昭和48年(1973)撮影 尾根幹線上空より諏訪団地」(2010年4月21日)より。赤の枠線内が今回の建て替え予定地です。一応、上記の完成予想図と比べると、多摩ニュータウンの“ビフォー・アフター*1”になっていますw。

ちなみに、今回、取り壊された「諏訪2丁目団地」は、1971年の竣工です。約40年の命でした。

関連して、(僕の)別ブログの「モダン都市」の記事(水内俊雄+加藤政洋+大城直樹著「モダン都市の系譜―地図から読み解く社会と空間」(2008年)より)、「木賃アパートと団地」の記事(「団地日和PV」、→動画)、「機能から構造へ-3」の記事(「機能主義の都市理論(CIAM理論等)では、「日照」を優先して、住棟を平行配置する」)、「明日の田園都市」の記事(「ジートルンク」(公営団地))等を参照。あと、本ブログの「アイコンの消失」の記事(「アイコン建築」の「Subtraction House」(引き算の家))も参照。

とりあえず、以上です。

一番のポイントは、記事タイトルに書いたように、「住戸数を倍増」させている事ですね。そのうち詳しく書きます(ほんとか?w)。ま、正直言って、僕は千葉県出身(柏市)なので、東京の西部(多摩地区を含む)は苦手です(ははっ…)。この辺りを車で走っていて「あきる野」とか書かれた道路標識があったりすると、それだけで意味が分からなくなって、頭の中が真っ白になります。方向感覚が全く定まらないのです。いまだに「あきる野」が何なのか分かりませんw。

ついでに、「「千葉では出席番号が誕生日順ってホント?」という投げかけにコメント殺到!」(トゥギャッター、2012年11月26日、kyuuns2)を参照(下記)。

microoooooooo
これまじですか?千葉県民さん。。?!

これまじです。懐かしいw。

ではまた。


追記(2013/10/26)。

多摩ニュータウン 初の建て替え完成」(NHK、2013年10月25日)

(前略)多摩ニュータウンは、東京西部の4つの市にまたがる国内最大規模のニュータウンですが、開発が始まって40年ほどたち、建物の老朽化や住民の高齢化が問題になっています。

このうち昭和46年に入居が始まった多摩市の「諏訪2丁目住宅」では、23棟あった5階建ての集合住宅を取り壊し、11階と14階建ての高層住宅7棟に建て替える大規模な工事が行われ、今月、完成しました。(中略)完成した建物の総戸数は1200戸余りで、これまで住んでいた人たちが入居するほか、およそ700戸が新たに分譲されました。

これまでの住民の平均年齢が65歳なのに対して、新たに入居する人の3分の2は30代と40代だということで、地元の人たちは地域の再生につながると期待しています。(中略)多摩ニュータウンで、こうした建て替え工事が完成するのは初めてで、各地のニュータウン再生のモデルケースになるか注目されています。

「初の一括建て替え 多摩ニュータウンに新マンションが完成」(TOKYO MX、2013年10月25日)のYouTube動画(→下の動画)。